紀州産棕櫚束子 すみっこ たわし

その昔、棕櫚は紀州(和歌山)の重要な産物でした。多くの人々が棕櫚を採取し、背に棕櫚を担いで売りに行き、帰りの山道ではその売上げを狙う山賊が現れるほど紀州産の棕櫚は重宝されていたそうです。
しかし現在、紀州産の棕櫚はほとんど採取されておらず、安い輸入品の棕櫚やパームヤシなどの代替品にとって代わられ、需要は極端に減少していき、手入れされた棕櫚山が少なくなっています。更に、採取する職人が今では数えるほどしか残っていない現状のため、紀州産の棕櫚は現在非常に貴重なものとなっています。パソコンのキーボードの隙間や、机の消しゴムかすの掃除などに便利な小さな小さな束子です。

紀州産の棕櫚は現在非常に貴重なものです。

ひとつひとつ丁寧に職人が作り上げています。
サイズ
全長11cm
素材
棕櫚(和歌山県有田川町産)、 銅
ご注意
- 職人による手作りのため形やサイズが若干異なる場合があります。
- 天然素材のため使いはじめには繊維の粉が出る場合があります。